NPO法人いちご一会 活動報告



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平成19年度「ひと、輝くまち 倉敷。」 市民企画提案事業 

  に応募して採択され倉敷市と「協働」のまちづくりを進めることとなりました。  

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① 5月2日:社会福祉法人「若葉」因島視察研修:因島フラワーセンター
    参加者23名  内容は「いちご一会だより」を参照

② 9月15日:福祉講演会&ライブ
    場所:マービーふれあいセンター  参加者:213人

   内容は「福祉講演&ライブ アンケートの結果」を参照


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③ 交流サロン:15回 後2回予定
    場所:箭田分館他
      障 害 者:延べ 65人
      高 齢 者:延べ 26人
      市  民:延べ 68人
      スタッフ:延べ 130人


平成19年度特定非営利活動に係る事業会計収支計算書

(平成19年4月1日から平成20年3月31日まで)
     特定非営利活動法人 いちご一会(単位:円)

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見出し

平成20年度事業報告書
1 事業の成果        特定非営利活動法人 いちご一会

① 6月、オープン時には、地元新聞にカラーで載せてもらい、市長初め地域の県議、市議も祝いに来てくださりにぎやかに行うことができました。
 バザーに地域のNPO、小規模通所授産所、当いちごの家の協力を貰い、当事者のバザー参加で少しでも地域の人と交流を試みた事は良かったと思います。

② 7月、「夕べの懇親会」では地域の方に頂いた地粉でうどん、バーベキューをして参加者、63名。ボランティアの発掘もでき、とても楽しい会であった。

③ 9月、落語会の様子が地元のケーブルテレビで、ニュース放映されたこと。参加者から良かったとお褒めの言葉もいただき、拠点の「いちごの家」を知って貰ういいチャンスになりました。

④ 11月、サロン活動で11月にこんにゃく作り体験をしたところ好評で追加のイベントとして実施

⑤ 11月、福祉講演会「北欧フィンランドの社会福祉と日本」の演題で、四国学院大学 社会福祉学
 科 助教 片岡 信之先生を迎え、日本の常識は世界の非常識を思いしらされるいいお話で、目からうろこでした。
  行事が立て続きのため、あまり宣伝ができませんでしたが、もっと沢山の人に聞いてもらいたい話でした。

  当日の午前中は、真備町手をつなぐ親の会と協賛で、倉敷支援センターの中尾先生を迎え「あなたの老後・障がいのある人に成年後見人は必要?」についてお話を伺いました。

⑥ 12月、クリスマス会はイベント続きでスタッフは疲れ気味でしたが、お菓子の家はとても好評で美味しかったです。 
又、食事のカレーが好評で、給仕の人が変わるのをいいことに、障がいの人2名食べ過ぎで爆笑ものでした。
全盲の方も参加され、生バンド演奏、生カラオケを楽しまれました。

⑦ 1月、法話とケナー演奏、ワークショップ形式で、静と動、太鼓にあわせながら身体を動かし
寒さも感じず、皆さん元気になられたようです。

又、「いちごの家でリラックス」を同時開催したのは好評で、エステ、
リラクゼーションの継続を希望する声が多かった。

問題点
① 広報不足のため、障がい者だけが集まる所と思われていた様子で遠巻きに関心を寄せていた。
② 国道から入っているため、足場が悪い。
送迎があると集客はあると思うが、スタッフ不足。
③  昼食を出せると利用者も増えると思うが、スタッフ不足。
④ 今は、ほとんど障がい者の親がスタッフなので、皆さん高齢や、病気、仕事、家庭の問題等あり、なかなか戦力として活用できない。
⑤ 事務員を雇い入れるだけのお金がないので、理事長の負担が大きく、行事、事務、来客応対等に追われ、「いちごの家」の流れを会員、ボランティア、地域の方にお知らせ、理解を得ることが出来なかったのが、一番悔やまれる。
今後の展望
地域の期待度が高いだけにうまく運営できるといいと思う。

① 別棟の作業部屋を使い、障がい者、高齢者が、いつ来ても出来る仕事を用意する。
そのための仕事作りを21年度は実験してみる。
② 若い人を育てるため、中学、高校と交流を深める。
人に優しくと教壇で教えられても、体験がないと心では分かっていても行動に移せない。
「いちごの家」のイベント等にボランティアで来て貰い体験、実感をしてもらえば、自然に身体が動くと信じる。
② 障がい者を自立させたくても出来ない理由として、衣食住の一つ食が出来ていないこと。
障がい年金の中から生活しょうとすれば、家賃プラス食費となり、外食ばかりではお金も足りない、健康も損なう、医療費の一割負担で医者にもいけないこの現実の解消のため、命をつなぐ最低の食事づくり、衛生に暮らす事の支援、生活支援に力を注ぎたい。
これが実現すれば一人でも多くの障がい者が町の中で生活できる。
④ 21年度から始めた孟宗竹の会(異業種交流の一つで夢を語る会、妄想だけの会)にお客さんが来られる。その接待や食事づくりの手伝いをさせながら、挨拶のしかた、笑顔で対応することを身に付けさせ就職につなげたい。
⑤ パソコン教室に来ていた当事者から自分達のグループを作りたいと申し出があり、嬉しく支援していきたい。
グループ名「マビショウ ネットワーク」地域でバラバラの当事者が支え合って、楽しい会になることを願う。




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